映画
スーパー! ★★ エッセンシャル・キリング ★★★ アイデアが目的化してるっていうのかなー Pease ★★★☆ 映画館を出て、驚くほど自分の感覚が鋭敏になってて驚いた、ぐらいにアクティブな映画体験 ビデオドローム ★★★ 町山さんの本を読んで見てみた K-19 ★★★ あ、…
コクリコ坂から ★★★ なんかいろいろ違和感というべき引っかかりがあったんだけど、それって多分クリシェに陥らない努力の跡だと思うんだ、ってことで印象は悪くない イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ ★★★☆ つまりあれでしょ?初日にポスター配ったの…
佳作。ただ、せめて、最後のスピーチの前に国王としての自覚に目覚める、国民との接点のエピソードでもあると、もっと良い話になったのになー。あまりにもパーソナルな話になりすぎていて、「英国王のスピーチ」に見合うスケール感がなさすぎる。
キラキラ周辺の人の絶賛もあり、かなり期待してたんだけど残念だった。背景知ってたり、ネイティブだとまた違うのかもしれないが、つまんなかったっていう感想。
期待を裏切らない完成度高いエンターテイメント。日本軍の描き方を見ても、作り手がよく考えて作ってることが分かる。素晴らしいです。
疲れた、、、こういうの苦手な人は多分見ない方がイイと思う。いくつか正視できなかったシーンある。ただ完成度高い。エンターテイメントですらあると思んだけど、これを作りたいっていう動機を考えると、狂ってるってことだよなー。キリスト教の知識がない…
良かった。まずこの読後感がイーストウッド。ルックだけ、音楽と画だけで、生理的ですらある快感がある。話的にも、一見、最初の津波のシーンの派手さが目につき、後の話が地味にも見えるが、3人の物語を集約させる構造でラストにしっかりカタルシスが用意さ…
期待が大きかっただけに残念。なんだろう、見終わっても何も残らないんだよな。物語としての筋は最低限通っているんだが、物語としての核が感じられない。3人の登場人物も、それぞれに成長していい物語な気がするんだけど、そういう面がほとんど見られなかっ…
なんか最初はいけすかない話だったんだけど、ラストにやられる。振り返ってみれば、ちゃんと伏線あったんだよなー。終わってみれば、正しく、青春のひと夏の話になってて感心。
甘いだけの話でないってところが、やっぱりいいよな。時代性、あと日本人だからってこともあって、あまりヒロインがかわいく見えなくはある。
ちょうど地震の直後に見たのも悪かったのだが、今はいいかなー、という感じ。ジュリエット・ビノシュの二の腕に時間の経過を思う。
見てる間、胸糞悪くてしょうがなかった。特に甘ったるい音楽が腹立たしい。監督インタビューで男の妄想を映画にしただとか、娼婦の人生の中にも喜びはあるとか、わかるっちゃあ、わかるし、主人公が唯一しゃべる場面のカタルシスとかもわかるんだけど、甘い…
同監督の「赤い橋の下のぬるい水」と勘違いしてたかも。初めて見たかもしれないなー。生きることの整理できないもの、言葉にできないものを、そこに現出させる手腕に感服。
「オフサイド・ガールズ」のジャファル・パナヒ。うまい。視点があるなー。
いわゆるジョン・ヒューズものを初めて見たが、これはいいなー。きちんとドラマがある。音楽もいい。
最初のシーンからいまいちモッサリしていて乗れなかったが、最後までそんな感じ。主人公に都合良すぎてなんだかなー。
「トゥヤーの結婚」のワン・チュアンアン。「apart together」という英題が出たときは、そういうストーリーかなーと思ったが、結局そういうストーリーだった。とはいえ、見てる時はまったくそう思わなかったのだが。予告編を見て想定していたストーリーのそ…
とても完成度の高いエンターテイメント。理性の人が嫌だなー、と思うものの提示の仕方の巧みさや、下手に教訓的にしないことでエンターテイメントとして現実と切り離せるように配慮されてることなどに感心。脚本も丁寧だし、画面の質感も高い。そして昼間見…
ポン・ジュノ、やっぱり個人的に相性悪いわ。いびつなところがあり、それに引っかかる人もいるのかもしれないが、自分には不細工にしか見えない。
これは拾いもの。とても完成度が高い、純度の高い、エンターテイメント作品だった。ワイヤーアクション全開のド派手なアクションではなく、あくまでも武道としての演出で、ともすればマンネリになりかねないアクションシーンの連続を、そうと感じさせない演…
全て分かるとは決して言えないけれど、何かを受け取った、そういう人達がたくさんいることは実感した。僕を含め、多くの日本人がそれぞれに持っているであろう、あの出来事に対する想いを前提として、実際にある現実的な、ある側面を提示する、っていう作品…
何も残らない。場面場面は笑えたり、伏線の回収を確認したり、面白く見れる部分もあるのだが、全体を通じた背骨がないというか。社会背景の理解があればまた変わったのだろうか。
アクション・シーンは文句なくおもしろいんだけど、それ以外のシーンの運びが鈍重なんじゃないか。シーン間の落差を付けるにしても、もっと映画的な工夫ができると思う。
個人的には飽きずに見れたけれど、客観的な映画としてはどうなのか。地味過ぎ。物語としても、表面的な固有名詞を剥ぎとれば、普遍的ではあるが、典型的。題材的に派手な画にするのが難しいのはしょうがないとも言えるが、それを補うために挿入されるシーン…
いい場面もあるけど、もうちょっと物語に深みがあっていい。物語上のハードルが簡単に乗り越えられすぎ
リアル・ドキュメンタリーのよう。生きること、を見せる。
ハネケ。美しく、重厚な画面。少しずつ明らかになっていく、また全ては明らかにならないが、その塩梅が素晴らしい脚本。歴史的背景に思いをはせ、振り返った時に、更に深みを増す仕掛け。ハッとするセリフ。インテリ好きする映画。俺は好き
評判良さそうだったので、結構期待してたんだけどなぁ。ひかりちゃんでなかったら、どうなってたんだこれ。脚本が体をなしてない。また、ひかりちゃんの演出も「愛のむきだし」を連想させるような、フラットに見たら、普通じゃない演出で、なんかこういう方…
DVDで。2003年カンヌ国際映画祭パルムドール&監督賞。コロンバイン高校銃乱射事件をテーマにした高校生の群像劇。撮り方は作為的なのだが、日常の些細なエピソードを積み上げた実在的な登場人物が、全く躊躇なく犠牲者になるという現実の表現はシャープだっ…
家を尋ねてみたらって件は、筋を通してて溜飲を下げる。つまらなくはない。そつなく整理された佳作だが、改めて振り返ってみると、上手い脚本とは言えないのかもな。最後まで見ると、家族は、人生を共にする人は必要なのかどうか、というのが主題かなと思う…