マイレージ、マイライフ

家を尋ねてみたらって件は、筋を通してて溜飲を下げる。つまらなくはない。そつなく整理された佳作だが、改めて振り返ってみると、上手い脚本とは言えないのかもな。

最後まで見ると、家族は、人生を共にする人は必要なのかどうか、というのが主題かなと思うのだが、そうすると解雇通知宣告代行人という魅力的な設定における一連のエピソードがいまいち効果的に機能してないように感じた。また、アナ・ケンドリック演じる新入社員の役割も中途半端に思える。いるよなー、こういう女の子、と思いながら見てたけど、あの号泣シーンの演技は秀逸。萌えざるをえない(笑)

2009年、米、109分。監督・製作・脚本:ジェイソン・ライトマン、出演:ジョージ・クルーニーヴェラ・ファーミガアナ・ケンドリック

予告編