イップ・マン―葉問― ★★★☆

これは拾いもの。とても完成度が高い、純度の高い、エンターテイメント作品だった。ワイヤーアクション全開のド派手なアクションではなく、あくまでも武道としての演出で、ともすればマンネリになりかねないアクションシーンの連続を、そうと感じさせない演出の技が光る。アクションだけでなく、それを引き立てるものとしてのドラマも効果的だった。下手な小細工がなくてよい。