土岐麻子LIVE "Orange & Blue" @渋谷CLUB QUATTRO 2008/9/19

いけね!土岐さんの音楽って、その魅力のほとんどを録音で表現できてるタイプだよな。ついうっかりライブにそれ以上の期待をしてしまっていた。あまり(録音に比べて)特筆すべき感想を持てなかったからといって、それは誤った期待をかけたこちらに非があろうというもの。

土岐麻子 Vocal 、奥田健介NONA REEVES)Guitar 、千ヶ崎 学 Bass 、渡辺シュンスケ Keyboard 、坂田 学 Drums 、若森さちこ Percussion

ワンマンは初見。先日の「Slow Music Slow LIVE '08」が良く、期待は大きかったのだが(その時の感想は→こちら)。

最初、CDで愛聴している曲が、あまりにもそれ以上でも以下でもなくて拍子抜けしてしまった。だから悪いというわけではなく、そういうタイプの曲であり、アーティストであるということだろう。その証拠に、初めて聞く曲の方がむしろ魅力的に聞けた。メロディ、アレンジ、ボーカルの作り方と、一聴して、実にツボをついた、解ってらっしゃる良曲であることがわかる。つまり、それこそが土岐さんの音楽の魅力なのだ。

前回が個人的に良かったのは、バックが特殊編成で、アレンジが録音と全く違ったからだろう(おそらく中途半端にアレンジを直しても逆効果。オリジナルのアレンジの完成度はそれぐらい高いと思う)。場を圧倒するタイプではないけど、曲全体として最も効果的なボーカルの取り方ができるセンスと技術を持っている「上手な」ボーカルなので(っていうか普通に上手)、前回のような、ボーカルを生かした全く別編成、別アレンジでやるか、個性が強い演奏者と競演すると、録音と違った、ライブならではの新しい魅力が生まれるんじゃないかなぁ、と期待。

追記

ライブでやった新曲、9/22から流れるUNIQLOのCMソング「How Beautiful」。作曲はさかいゆうだって!やっぱわかってるよなぁw

☆天才スウィート・ボイスの珍獣☆さかいゆうオフィシャル・ブログ
http://ameblo.jp/sakai-yu/entry-10140841014.html


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