17歳の肖像

うーん、乗れないなー。そもそも出だしから、ただでさえ二人の出会いは不自然なのに、主人公が最初からあまり不審に感じておらず、あまつさへ笑みを浮かべてるようにすらみえるのなんておかしくね?

二人の仲が破局を迎えることは明らかなわけで、そこからの主人公の成長か、もしくは男側の予想を裏切る展開でしかドラマにならないと思うんだけどな。破局までが長すぎて、そこからは随分とお手軽に展開してエンディング。主人公の担任や校長へのセリフが伏線として魅力的なだけに、それに対して後半でキチンと落とし前つけて欲しかった。ラストの主人公のセリフとかも興醒めだよ。

2009年、英、95分。監督:ロネ・シェルフィグ、出演:キャリー・マリガンピーター・サースガード

予告編