フローズン・リバー

町山さんが紹介して以来楽しみにしていた。これは佳作。

最初は地味過ぎないかと思ったが、ドキュメンタリーと錯覚するような、地に足の着いた画面にいつの間にか引き込まれる。実は脚本的にも適度な起伏があり、飽きさせない。なにより、人間の善性を懐深く肯定する語り口が、大仰でなく、滋味深いのが良かった。

2008年、米、97分。監督・脚本:コートニー・ハント、出演:メリッサ・レオ、ミスティ・アップハム 他

予告編


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映画監督 Courtney Hunt アメリカの貧困を描く『フローズン・リバー』−DEFLAG
http://mediadefrag.jp/people/courtneyhunt/