グラン・トリノ

クリント・イーストウッドらしい味わいもさることながら、キャラクター造形、会話を中心とするユーモアが最高におもしろい。まさかこんなに声をあげて笑える映画だとは思わなかった。

ラストは、物語全体が割と素直で映画的な展開だったりすることもあり、個人的にはもっとカタルシスがあっても良かったなぁ、と思わなくもないが、現実的で、思慮深い決断が、穏やかな余韻を残す。

2008、米、117分。監督、出演:クリント・イーストウッド、出演:ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ

予告編