坂田明×芳垣安洋ー Birthday Special@新宿Pitinn 2009/2/21

後半カオスだったが、おもしろいイベントだった。いいもん聞けた。

坂田 明(Sax)、芳垣安洋(Ds)、藤原大輔(Sax)、鈴木正人(B)
ゲスト:坂本弘道(Cello)、谷川賢作(P)、小室 等(Vo,G)、十亀正司(Cl)

前半は、坂田さん、芳垣さん、藤原さん、鈴木さん、坂本さんが入れ替わりでインプロ中心に演奏。

坂田さんの音が相変わらず凄い。ストレートで力がある。抜群の存在感。

鈴木さんのインプロでの演奏は初めて聞いたが、これがなかなか。芳垣さんが紹介していた通り、ポップ方面でのニュアンスも感じられて良い。普段のPitinnよりベースの音が大きめだったかも。

後半は、さらにゲストを加えるのだが、小室さん、十亀さん(東京交響楽団の人らしい)が飛び入り参加。小室さんと坂本さんが一緒にやってるのとか、なんじゃこりゃと。また、十亀さん参加の時も、坂田さんにとりあえず吹けと、周りは適当についていくから、という良い意味での坂田さんのいい加減さ、柔軟性も最高でした。

やっぱりイベント系のライブは、ならではの出来事とか、組み合わせがあって面白い。お得感がある。特にジャズだと初見で演奏できる人たちなので、更にその場の勢いで生まれる偶然がある。これだから現場は止められない。