ブギーナイツ

DVDで。「マグノリア」に続いてPTAモノを鑑賞。飽きないし、上手いのは解かるんだけど、ガツンとこないのは、境遇に共感、感情移入できないうえに、上手すぎるのかもなぁ。でも、次作でそれを乗り越えてるのがまた凄い。

ブギー・ナイツ [DVD]

1997年。監督・脚本ポール・トーマス・アンダーソン。米、155分。

DVDだと特典として本編でカットされたシーンがいくつか入ってるのだが、これが見事につまらない。もちろん、だからカットされたともいえるが、むしろ、それは編集の上手さを示すのではないかと思った。各シーンやエピソードは確かにそれらだけで面白気ではあるのだが、それらの配置、つなげ方から生まれる意味合いが、この映画の肝なのだろう。

参考

• 映画秘宝最新号は『ブギーナイツ』 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
  http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20070220