HotFuzz(ホット・ファズ)=Perfume?

上映後のサエキけんぞう x ミト(クラムボン)のトークショーでの発言。「突っ込み所があるという魅力」が共通してると、後半半分ぐらいはずっとこの話をしてた気がする。トークショー自体は、悪いグダグダ感満載で何度となく舌打ちさせられましたが、Perfumeって単語が出たとたんに好意的になる俺。ミトもスペアザとのライブを子供と一緒に見に行ってたそうな。

Perfumeを引き合いに物事を語るのは自分自身もしがちだし、考えてみれば、直接関係のない場であたかも前提事項のようにPerfumeが語られるのは、社会現象としてのPerfumeが実感され、隔世の感と感慨がある一方、なんかその安易さにゲンナリするところもある。

さて、肝心の映画自体はどうかというと、良かった。上映の経緯や、その過程での支持のされ方に嫌な予感もあったのだが、期待通り良い意味でB級感のある映画だった。単純に笑える部分もあれば、イギリスらしい(と一般的に思われそうな)ブラックな笑いもある。また、練られた脚本にも感心。怒涛の後半で、それまでの伏線がきちんと生きている。そういったところも含めて、映画への愛があふれているのが良い。お薦め!

(追記)
前述のトークショーの一部がYoutubeで公開されました。Perfumeについて触れている部分の一部です。


トレイラー


監督からの日本のファンへのメッセージ