DVDで。2007年ベルリン国際映画祭金熊賞。良い映画です。
1日に水汲みを何往復という生活と、僕らとたいして変わらない生活が、すぐ隣にあり、またそんな中で考えることや、判断のロジックは、僕らとそれほど変わらない。当たり前かもしれないが、その様子がおもしろい。生活は大変でみんな必死だし、見かけの良いものなど何も出てこないけど(その意味では主人公の女性は飛びぬけてキレイ)、それも生きるということなんだろうなー、と思いながら。物語の強弱のつけ方も巧み。
2006年、中、96分。監督・脚本:ワン・チュアンアン、出演:ユー・ナン、バータル、センゲー、パン・ホンシアン、ザヤ