脳内ニューヨーク

チャーリー・カウフマン&初監督作品ということで、かなり期待していたのだが、、、

鑑賞後、上映時間が124分と聞いて、えー!って感じ。体感時間は、150分、下手したら180分ぐらい、あった気がしたよ!ま、この体感時間の長さは、映画のテーマ的には、むしろ成功なのかもしれないが。でも、あんまりうれしくない。

テーマと表現方法で分けると、テーマ自体に共感できるか、興味を持てるかってところが大きい気がする。アダプテーションのあの思考がグルグル迷路に入り込んでしまう人物像を更に推し進めた感じ。あちらは、監督が別で、まだエンターテインメント性、客観的なおもしろさ、が確保されていたけど、こちらはもうなんか、面倒くさくて、どうでもいいよ、と思ってしまったなぁ。いまさら、中年男の、自分かわいさで、うじうじ悩んでる姿なんて見たくねぇよ!

2008年、米、124分。監督:チャーリー・カウフマン、出演:フィリップ・シーモア・ホフマンサマンサ・モートンミシェル・ウィリアムズ

予告編