4ヶ月、3週と2日

2007年パルムドール。いやぁ、なんとも。

こんな映画を見る人なので、主人公に感情移入しまくり。“愚鈍”なルームメイトや、“ボンクラ”な彼氏への、主人公の無言のイライラがリアルすぎる。あー、あるよなぁ、と。同じくボンクラな男としては、じゃあ、あの場面の正解ってなんなんだよ?と頭を悩ませることに。

背景として、社会主義時代のルーマニアといった特殊性がありつつも、そこで交わされる人間関係、感情のやり取りは、かなり普遍性があると感じた。

2007年、ルーマニア、113分。監督:クリスティアン・ムンジウ、出演:アナマリア・マリンカ、ヴラド・イヴァノフ、ルミニツァ・ゲオルジウ、ローラ・ヴァシリウ、アレクサンドル・ポトチェアン 他

予告編