精神

タマフルの特集に合わせて見てきた。「精神」の「シン」は「心」ではないのだな、などと思いつつ。

サタデーナイトラボ「宇多丸×想田対談」〜ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

前作の「選挙」に比べると、「笑える」部分は少なく、間口は狭いように感じた。明らかに一般的でない経験、口に出すのがはばかれるような事実が、本人の口から、見かけ上わかりやすい感情の起伏を見せることなく、淡々と語られていくのだった。それを見る自分も、気持ちよく心を動かされる、というわけではなく、悶々とした想いを持ちつつ、スクリーンを見続けることになる。そういう現実があるという体験だ。

2008年、日、135分。監督、製作、撮影、編集:想田和弘 

予告編

<参考>「選挙」予告編