レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで

ちょっと前に見た。出だしから剥き出しの夫婦喧嘩シーンに期待は高まるが、話が進むにつれ、その救いのない展開に、これってどうやって終わらせるのかと不安が大きくなっていく。結局、まったく希望のない、諦観したエンディングに、どんな悪意かと、何のために、誰のために作られた映画なのかと帰る道々考えてしまったなぁ。しかも主演のケイト・ウィンスレットと監督が実の夫婦だというのだから、恐ろしい。まぁ、おもしろかったけど。

2008年、米・英、119分。監督:サム・メンデス。出演:レオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレット他。

予告編

この予告編もそうだけど、愛がテーマ、二人は困難を乗り越えていく、的な、映画の本質とは180度、正反対のプロモーションは、やっぱり配給会社側の苦肉の策なんだろうか。これも悪意や諧謔だったり、また消費者側も、そう受け止める成熟があればよいのだけれど。