アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史

タマフルのシネマハスラーで「PSアイラヴユー」をやった時に、監督の過去作品として紹介されて気になっていたもの。DVDで。町山さんが監修だった。

当時の様々な関係者(監督、製作、俳優など)へのインタビューを軸に、社会的な背景も踏まえ、アメリカン・ニューシネマが、どこから、どのように、なぜ生まれ、そしてどのような道を歩んだのか、を明らかにしていくドキュメンタリー。

当時の熱気を感じつつも、資料的側面もあり、このジャンルに興味がないとつまらないものかもしれない。ハリウッドがいかにビジネスか、マネーゲームか、その中で監督として、いかに作家性を出すことが難しいか、を出演者の誰もが異口同音に語るのが印象的。これが監督の意図による偏りなのか、実態としてそうなのか、は気になる所。

2003年、米、109分。監督:リチャード・ラグラヴェネーズ。出演:デッド・デーム、フランシスフォード・コッポラ、マーティン・スコセッシ

予告編


アメリカン・ニューシネマ-反逆と再生のハリウッド史 [DVD]

アメリカン・ニューシネマ-反逆と再生のハリウッド史 [DVD]