しぶやさんといっしょ@入谷なってるハウス 2008/9/6

渋谷さんのブログで前日にもアナウンスしてたので、もしかして客が入らなそうなのかと心配したが、結果は満員。子供連れの家族などもいて、終始和やかムード。出演者の皆さんも楽しそうで(かわいさん、藤ノ木さんの踊りも飛び出す)、今回も素晴らしいライブでした。音楽がある幸せ。

渋谷毅かわいしのぶ、藤ノ木みか、外山明 ゲスト:上村勝正、北浪良佳、さがゆき、小川美潮

渋谷さんがこれまで作ってきた曲、関わってきた曲を、ゲストも交え自分で歌ってしまおうという恒例の企画ライブ。前回のライブを見たあと、由紀さおり安田祥子のソングブックや二階堂和美さんの「つるべおとし」など、いくつか予習もしていたので、前回に比べ曲そのものを楽しめた。渋谷さんのピアノの素晴らしさを再確認。

新曲も何曲か。60年代に森山良子さんに書いた曲(当時まだ若かったであろう森山さんが、ちょっと背伸びして歌った大人の恋愛の歌、みたいな風情で良かった)や、中村八大、武満徹の曲など。あと小川さんの「はじめて」は毎回本当に素晴らしい。

次回は西荻窪アケタの店で12/19(金)。季節柄クリスマス向けの曲が増える予定とのこと。

ひとつ酔狂なことを書いておくと、いつかゲストで小沢健二が出てくれないかなぁ、と、どうしても思わずにいられません。去年の彼のライブを見る限り、政治的な主張云々を抜きにすれば、音楽に対して大事にしていること、信頼していることのベクトルは、むしろ今の方があっているのではないかと思います。

渋谷さんは、女性の歌い手の伴奏をすることが多いですが、もし今男性ならばと考えると、やはり小沢健二がいちばんしっくりくると思うのです。