渋谷毅オーケストラ@西荻窪アケタの店 2008/8/11

いつにもまして素晴らしく、楽しい、そして自由な演奏だった。

（from アケタの店）

渋谷毅(p)、松本治(tb)、松風鑛一(as)、津上研太(as)、林栄一(as)、峰厚介(ts)、石渡明広(g)、上村勝正(b)、古澤良治郎(ds)　ゲスト：外山明(ds)

2nd Setから、外山さんが参加。これは予定外のうれしいゲスト。古澤さんに代わって2曲叩いた後、渋谷さんの「その辺で適当にやってってよ」という言葉を受けて（もうこの辺が自由で最高なのですが）、古澤さんの後ろからドラムを叩く！ただでさえ、ちょこちょこ後ろから手を出す姿がバカバカしいのに、足の踏み間もないほどスペースがないところを（あの狭いアケタで総勢10人なのだ）、せわしなく行ったり来たりして、ハイハットを鳴らしたり、タムを叩いたりする様子が最高におかしい。

そのうち、近くにあった灰皿を叩き始めたり、お手製のヤクルトの容器で作ったような鳴り物や、小さめのカウベルを手持ちで鳴らし始めたりと、どんどん興に乗ってくる。他の演奏者たちも、それを笑って受け入れ、またそれに乗っかって気持が入った演奏を繰り広げていく。

渋谷毅オーケストラの音楽が楽しいのは、そこに演奏者自らが音楽を楽しむための自由があるだからなのだと思う。

ずっと西荻

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