この憎悪はどこからくるのか〜ミスト

下のイベントの前に見た。おもしろい。脚本で腑に落ちない部分があったのだが、anutpannaさんのエントリを読んで膝を打つ。なるほど、これは「選択」がテーマなのか!

『ミスト』 どうしようもない絶望 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20080514#p1

ラストも都合よすぎねぇか、と思ってたけど、選択っていう観点からみると正解なのだな。

ただ、最後のエンドロールのSEの意味がまだよく分からない。観てる時は、最後に主人公が自殺する、銃声が最後に響くのか、と思ったけど結局そういう演出はなかった。それとも絶望を表現していたのか?もしくは何かが起こることを観客に期待させる悪意なのか。うーん。

にしても本当に悪意に満ちた脚本だ。監督のこの憎悪がどこからくるのかに興味があるなぁ。