トゥルー・グリット ★★★
期待が大きかっただけに残念。なんだろう、見終わっても何も残らないんだよな。物語としての筋は最低限通っているんだが、物語としての核が感じられない。3人の登場人物も、それぞれに成長していい物語な気がするんだけど、そういう面がほとんど見られなかったし。
天国の口、終りの楽園。 ★★★
なんか最初はいけすかない話だったんだけど、ラストにやられる。振り返ってみれば、ちゃんと伏線あったんだよなー。終わってみれば、正しく、青春のひと夏の話になってて感心。
ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン ★★☆
ちょうど地震の直後に見たのも悪かったのだが、今はいいかなー、という感じ。ジュリエット・ビノシュの二の腕に時間の経過を思う。
うなぎ ★★★☆
同監督の「赤い橋の下のぬるい水」と勘違いしてたかも。初めて見たかもしれないなー。生きることの整理できないもの、言葉にできないものを、そこに現出させる手腕に感服。