Clammbon2008@日比谷野外大音楽堂 2008/8/30

雨が、終始、強くなったり弱くなったりを繰り返す。

会場全体を包むように浮かぶシャボン玉に、観客の手拍子に対するのと同種の距離感を感じつつも、同時に、そこだけ時間の流れ方が違うような錯覚にとらわれる。シャボン玉には、現実の風景を、スローモーションに、ドラマチックに見せる効果があるのだな。

クラムボン野音は初参加。初期から最近の曲まで、まんべんなく。悪くはない。。。が、映画「たゆ たう」の感動には劣るんだよなぁ、正直。野外や、大きめな会場では割といつも同じ感想を抱く。PAかな。いろんな音がいっしょくたに聞こえて、かつ薄い。同じ野音でもROVOはもっと気持良く聞けるのだから、会場が悪いというだけではないのだろう。クアトロぐらいの大きさで聞くのがいちばん好きだな。

雨は、終演にあわせたように止んだ。雷が鳴らなくて良かった。