表現としていいかも〜コミック・モーション

この表現形式、「コミック・モーション」というらしく、初めて見ましたが割とあるんでしょうか。けっこういいのではないかと思います。見たことない方、是非、一度見てみてください。お薦めです。

へんな子ちゃん 第1話 イヤな外人の巻


まず、原作を直接利用しているため、原作のテイストを損ないにくい特質がある。

そしてWebに向いてる。マンガの絵ベースであるがゆえに、TVで見るよりモニターで見るのがしっくりくる。描線のニュアンスが伝わるとかそういうところ。あとオンラインマンガに比べた場合、見るのが楽チン。オンラインマンガは、感覚的にまだ慣れないせいか、個人的にはページをめくる操作に違和感があります。それに比べ、こちらは勝手に進んでってくれて、まぁアニメだから当たり前なのですが、マンガをぐうたらして見る感覚です。

ちなみに製作はGONZOです。ということで一抹の不安を感じる方もいるでしょうが、及第点だと思います。アニメ化の部分はかなり良いので、あとはおもしろくなければ原作の問題だと思います。今後、マンガをアニメ化する際の選択肢の1つに十分なりうると感じました。

ちなみに、なんでyoutube、ニコ動や、VOD系サイトは、RSSをもっと全面的に利用できるようにしないんですかね。今回取り上げたコンテンツのように、定期的に新作が挙げられるタイプは更新を知らせてもらえないと、結局見なくなってしまうと思うんですが。

あと、どうビジネスにするかについて。プレスリリースを見る限り広告収入を想定しているようです。確かにこれを単体でPPVはないだろうと思うのですが、マンガ雑誌とのアナロジーを考えると、こういうのが20本ぐらいまとめて月額いくらだったらお金出す人いませんかね。少なくともVODの定額サービスの1コンテンツにはなるかなと思います。