「天才スウィート・ボイスの珍獣」は確かに珍獣だった。そして天才かも知れない〜さかいゆう(NEW SCHOOL 2008)@渋谷クラブクアトロ 2008/5/24

先日のタマフル*1で特集された「さかいゆう」のライブに行ってきた。客の入りは半分ぐらい。さすがに多くはない。しかし、ステージはパワフルで、音楽の魅力にあふれていた。何より声の説得力はずば抜けている。簡単に見れるのは今のうちですよ!

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声だけでなく、ボーカリストとしての技術、曲のメロディ・構成(ソウル、ではあるが確実に日本の良きポップスの趣がします)、キーボードのフレージングも非凡なものを感じます。珍獣と自ら名乗るそのルックスも、骨太な古き良き日本人の佇まいで好印象。バンドの演奏もギターの竹内朋康(マボロシスーパー・バター・ドッグ)を始め、完成度高いと思う。

惜しむらくはその詩世界。これは個人的な好みですが、ソウルマナーな「お前とメイクラブin the night」的な(←これは言い過ぎだった)歌詞がなぁ。

今回は全て、まぁソウルな曲、アレンジだったのですが、永積タカシがそうだったように、下手に枠をはめないで、むしろ積極的にはみ出ていく方がおもしろいのではとも思いました。いずれにしても今後に注目!


下記も参考のこと

さかいゆうの公式HP
http://profile.ameba.jp/sakai-yu/

プロフィール、曲のサンプルなど。

DEEP DIVE ― さかいゆう
リンク

インタビュー、セルフライナーノーツ&全曲試聴、フェイヴァリットディスクスなど