キリンジ「7-seven-」

前作「DODECAGON」のアレンジが新しいスタイルだったこともあり、本作はメロディ、アレンジに既視感が目立つ曲が多いという印象。マイケルジャクソン、小沢健二の「Eclectic」を思い出す場面も(適当)

彼らの場合、(本作も含め)基本的な水準がとても高いので、毎回のリリースに、ここから更に突出した作品を期待するのも贅沢なのだろう。まぁ、次の奇跡が起こるのを気長に待とうかね。


なお、先日出演した「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」は、彼らの一風変わった(と世間的には思われている、でもファンにはそれがたまらない)歌詞がテーマの好企画。本作に加え、これまでの曲についても、知られざる?エピソード満載。宇多丸構成作家 古川さんのキリンジへの異常な愛情、しまおまほさんとのリラックスした会話など、聴きどころたくさんでお勧めです(ポッドキャストこちら


7-seven-(DVD付)

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